孤独に怒っている人間が出ている時のベロッキオは最高。アルバ・ロケヴァケルが帰ってきたかと思って扉開けたら凄い形相のファブリツィオ・ファルコがいるとこでワロタ。
病院を過激派が荒らす→マヤ・サンサが現…
科学や医療が発達して、もはや命の始まりも終わりも曖昧であり、社会的に定義が必要となっている。
イタリアで本当にあったエリアーナという女性の延命措置の停止をめぐる論争を軸に描いた三つの物語。エリアー…
切り返しショット、マスターショット等、基本的映画文法を臨界点まで高めたマルコ・ベロッキオにはもう畏怖の念を抱くことさえ憚れる。
また、彼は人物の移動を、画面の奥行きではなく、過ぎ去る横向きの移動の…
3つの物語が共時的に進行する群像劇。重いテーマを扱いながら二元論に終始することなく、映画的な魅力も護持して1つのドラマにまとめあげる監督の手腕に脱帽。イタリアという圧倒的にカトリックが多くを占める…
>>続きを読む尊厳死の法案決議に揺れる24時間。非常にゆっくりと展開する群像劇、演技の映画、少ない台詞、役の内面を代弁する画面内画面。仰々しいオーケストラの繰り返しの旋律と影の多い画面で気品。社会問題にはじまりな…
>>続きを読むDVDで見直した。4回目の視聴
急にふと見たくなる作品
見るたびに新しい気づきがあって、回を重ねて深みが増す。まさに巨匠の手腕
レビュー書こうとして見直す。とまたレビューがかけなくなるという無限ル…
久々に傑出した映画を観た。
というかこれは『愛、アムール』を超えてると思う(と書いて何人に伝わるのだろう)。
『夜よ、こんにちは』もそうだったが、マルコ・ベロッキオは映画というフレームの中で別の…