コミカルで可愛くて、カルト映画と言われていますがそんなにおかしな、というか異常な話ではなかったように思う。制作年が古いので、当時は精神障害についてあまり理解がない時代だったからそう言われたのかな?ど…
>>続きを読む伝説的と言われているこの作品が4Kデジタル修復版で上映という機会は逃せないと鑑賞。
この時代にこんなすごい作品を作るなんて、フィリップ・ド・ブロカ監督おそるべし!!
最初からブラックユーモアにあふ…
大半の住民がいなくなった街で日常を謳歌するのは、精神病院に入院していた人、セックスワーカー(精神疾患と合わせて描かれているのは微妙だし酷い)、動物達。
逆説的にマジョリティがいかに公共空間から特定の…
しばらく「幻の紫外線」言っちゃいそう。住民がいなくなった街で精神科病棟の患者たちは好きな格好をしてなりきる。司教、将軍、理髪師、娼婦。サーカスのライオンは檻を開けても出てこない。患者たちは街から出な…
>>続きを読む精神病棟から解放されたのに町からは出て行こうとしない患者たちの姿が、開け放された檻から出てこようとしないサーカス団に飼い慣らされたライオンと重なるようで物悲しい。
自由と安全は半径5m以内にあるのか…
©1966 – Indivision Philippe de Broca