[途中で動物映して休憩すな] 60点
カール・ドライヤーの初長編作品。自分の娘を裁くことになった裁判長の話。この時代にしてはまあまあな数のフラッシュバックがあって時系列が入り乱れるので油断している…
愛に対する正義の贖罪。複数の回想 による3代の悲恋、血の呪いと家訓の呪縛。砂時計による覚悟の心象。粛々と降りる夜の帳。暗い森放浪、たんぽぽのバラード・100年分の種と悲しみ蓄え。構図のキマッた良いシ…
>>続きを読む普通に話が面白い。原作があるからか知らないけど文字が多いとは思った、あと若干話を端折り気味に感じた(テンポが早くて見やすくはある)。
それでも映像はとても良い。キッスの撮り方、クロースアップ、あと…
ドライヤーの監督第一作。父親の過ちを繰り返す息子。裁判長となり、被告が自分の捨てた女性の娘であることに気づく。牢獄から逃し、共に海外で暮らし、幸せな結婚を核に弑すると自死する。第一作目から監督のモチ…
>>続きを読む初見、ようやく見れた。
いくつかフラッシュバックが流れ過去に遡るなど、もっとシンプルな表現もあったろうに、ドライヤーの当時の表現への関心が伺える。
あと水にについて処女作から意識的に撮っていた事を…