やっぱり好きです、ドライヤー。
『ゲアトルーズ』とはまた違った室内劇。言うなればより激情的な…
過剰にすら見えるインテリアは空虚を加速させるけれど、それでも画面には永遠が満ち満ちている。ミカエルの顔…
ドライヤーのBlu-rayBOX鑑賞をスタート。
製作順に観よう〜ってことで、1つ目はミカエル。
よかった!全編に流れるやや不穏なBGMが好き。
ミカエルは美しいけどどうしようもない奴だなぁ……
サイレントと知らず途中眠くなるかもと危惧したが、劇伴がとてもよくずっと気持ちがよかった。不協和音が入ってきたり俗っぽいメロディーになりそうでならない引っかかりがある音楽が作品通して続く。ブルータスと…
>>続きを読む 1924年。老いた画家のモデルを務める青年が、肖像画の依頼をしに来た伯爵の令嬢と恋に落ち、画家に多少の罪悪感を持ちつつも放蕩三昧、画家は苦悩の中で新作を手がけるが……
カール・ドライヤーのサイレ…
ちょこちょこ寝てしまって本当に心地よかったけどラストシーンとセリフだけ観て寝たことを後悔した……。「チタン」のラストシーン思い出した。
当時使われていた音楽のままなのか、今上映するために新しくつけら…
C・Th・ドライヤー『ミカエル』(24)。サイレント期の室内での会話を中心とする劇。台詞、それに状況説明の為の中間字幕が頻繁に入り、勢い非常に短いショットの積み重ねで映画が構成されることとなる。その…
>>続きを読む勝手に評価項目↓
エンタメ 3.5
美術 3.7
脚本
・ストーリー 3.7
・キャラクター造形 4.2
音楽 3.9
構図 4.2
メッセージ 3.6
演技4.1
サイレントだった。
偉大な…
哀れな巨匠、愛と共に去る。
家族のいない巨匠は晩年、1人の弟子をとり溺愛する。二人は仲良く暮らしていたが、ある日巨匠がとある婦人の肖像画を描くことになったことをきっかけに、彼らの関係性は変化してい…