先週観に行ってあまりにもどストライクだったので友人引き連れて今日またおかわりしてきた。101年前のサイレント映画ですでに完成しきっている、隙がないメロを見させられたことに驚愕。いや台詞のないサイレン…
>>続きを読むやっぱり好きです、ドライヤー。
『ゲアトルーズ』とはまた違った室内劇。言うなればより激情的な…
過剰にすら見えるインテリアは空虚を加速させるけれど、それでも画面には永遠が満ち満ちている。ミカエルの顔…
C・Th・ドライヤー『ミカエル』(24)。サイレント期の室内での会話を中心とする劇。台詞、それに状況説明の為の中間字幕が頻繁に入り、勢い非常に短いショットの積み重ねで映画が構成されることとなる。その…
>>続きを読む哀れな巨匠、愛と共に去る。
家族のいない巨匠は晩年、1人の弟子をとり溺愛する。二人は仲良く暮らしていたが、ある日巨匠がとある婦人の肖像画を描くことになったことをきっかけに、彼らの関係性は変化してい…
尽くしても尽くしても報われない巨匠の姿が哀愁漂う。
初めて無声映画に手を伸ばしてみたが三回も寝落ちしてしまった。
効果音が聞こえないし喋っていても字幕が下に表示されないのが慣れなくて。
巨匠は仕事が…
ドライヤーの作品にしては良くも悪くも軽い感じがする。あの厳格にして禁欲的な感じがかなり弱められているのは、舞台がパリ(ではないにしろフランス語圏)のせいか、それとも製作されたのがドイツのスタジオのせ…
>>続きを読む【ある画家の孤独・枯愛から生まれた遺物たち】
■あらすじ
著名な画家のクロード・ゾレは、画家志望の青年ミカエルを養子に迎え、二人で豪邸に住んでいた。
パーティーで出会ったザミコフ侯爵夫人の肖像画を引…
カール・テオドア・ドライヤー セレクション
vol.2
100年前の同性愛入りのソープオペラか⁉︎というような話だったが、1871年から1994年に撤廃されるまで同性愛行為を禁止する「刑法175条…