世界が映画の撮影のために存在するようにドニ・ラヴァンが様々な役を演じることがそのまま複数の人生を生きることと等価となり、彼自身が画面において繰り返す生成変化が内面を一切もたない究極の器として、身体の…
>>続きを読むこれは映画についての映画である。映画を観るということは視覚と聴覚を頼りにして映画と結び付こうとすることであり、スクリーン上に起こる運動を眼差しで以って捉え、愛撫しようと試みることである。この運動を知…
>>続きを読むホーリーモーターズで車たちがヘッドライトを照らしてお喋りしてるシーンが好き。そこだけ好き。カーズみたいで。あとは意味わかんない。レオス・カラックス監督の『ポンヌフの恋人』が結構好きなので期待してみた…
>>続きを読むレオス・カラックスの分身、ドニ・ラヴァンが9つのアポイントで役を演じる。
カラックス自身の半生と、これまでの映画人生が入り混じる。どちらも彼の人生の一部であり、人生そのものとも言える。
「汚れた…
次々と別の人物に変身しながらパリの街をさまよう主人公の摩訶不思議な1日を描く。
パリの夜明け。大富豪の銀行家オスカーは白いリムジンに乗り込み、自宅の豪邸を後にする。やがて彼は、リムジンの中でおも…
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