策謀の嵐が渦巻くドラマであり、ワルのえげつなさが際立った傑作。
ニューヨークのショービジネス界を牛耳る新聞コラムニストの大物バート・ランカスターは絶大な権力を振るっており、彼に取り入れられたい一心…
ジャーナリズムの影響力を逆説的に矮小な世界に落とし込んで肥大化させた傑作だと思う。『街の野獣』のリチャード・ウィドマークを彷彿とさせる小悪党トニー・カーティスが夜のニューヨークを走り回る。
電話一本…
アーネスト・レーマンの原作・脚本をアレクサンダー・マッケンドリックが監督したマスコミのコラムニストを主人公にした悲劇。新聞の劇評で影響力を持つランカスター。妹の結婚相手が気に入らず、子飼いのトニー・…
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