劇中劇のそのまた劇中劇、
みたいな層になっていて
その物語がそのままスクリーンで
進んでいくので
魔術にかけられるような
不思議な感じになるが、
辻褄が合うどころかそれ以上に
そうなっちゃうの?!と…
「砂時計」を監督したイエジー・ハスだ!と思って駆け込んだが、観てて延々終わらないしわけわかんなくなってきて(と登場人物も仰ってます)、稀に見る難解映画だった。まぁでも「バリー・リンドン」をめっちゃ…
>>続きを読む逆『はてしない物語』的構成で描く“なろう系”映画──ポーランド映画祭2025。激しい銃撃戦が繰り広げられるナポレオン戦争中のスペインで、一軒家に逃げ込んだフランス将校が分厚い写本を発見する。まずこの…
>>続きを読む昔、国書刊行会版のサラゴサ手稿を読ませてもらったことがあるのですが昔過ぎて奇書であるということしか覚えてなくて内容殆ど思い出せずに予備知識ないまま観てたら話がマトリョーショカのように一個ずつ開けられ…
>>続きを読む映画は敵同士の兵士が読む本という形で物語は始まる。旅していた小太りの男が異教徒の姉妹に絆され異教へと改宗し、髑髏の杯から液体を飲むと絞首台の下へとリスポーンする。男が目覚め、旅し、またそこへたどり着…
>>続きを読む階段を上り下りするように、エピソードが別の階層から別の階層へ移動する不思議な映画。何度かリスポーンすることもあり、上下だけでなく前後にも行きつ戻りつする複雑な構造。意匠もおしゃれで幻想的。個別のエ…
>>続きを読む結構正気を疑うような、大胆極まる構成で畳みかけるポーランド映画の中でも屈指の名作。
主演は、「灰とダイヤモンド」の時と比べるとかなり太って貫禄が出てきた晩年のチブルスキー。事故死しなければ案外今でも…
コッポラ、スコセッシ、リンチ、あとブニュエルも「すげー!かっけー!」と絶賛し、魅了された(らしい)幻想的な映画。だから結構期待していたが、正直、プロット構成だけで見せるだけの映画だった。あとは美術セ…
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