デタッチメント 優しい無関心に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『デタッチメント 優しい無関心』に投稿された感想・評価

4.7

社会という大海の中で、
人はみな小さな孤島。

その島の中央には、
誰もがそれぞれの痛みや孤独、悲しみを隠している。

ほかの島の内側がどんな感じなのか、
私たちには分からないだろうが

夜が訪れる…

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登場人物たちはみんな痛みを抱えている。教育現場の荒廃を背景に、教育者たちの私生活や苦悩までも描き出す。

子供側の視点から苦しみを描く作品はあるけど、これは教育者側からの苦しみにスポットを当てている…

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所々で見るアニメーションとフラッシュバックがよかった。見てよかったと思える映画。
4.8

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2025年51本目。
『教育の敗北』という言葉が見終わってまず頭に浮かんだ。いや、敗北しているとは認めがたいから『限界』といった方がいいのかもしれないけど…教育者たる教師たちの想い、学校に過度な要求…

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5.0

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日本で言ういわいる教育困難校の生徒に向き合う教師の話。
サブタイトルの『優しい無関心』に惹かれて観た。教師として辛抱強く生徒に接して、自分や自分の将来に向き合ってほしいのに、無気力な生徒。ヘンリーの…

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原題『Detachment』 (2011)

監督 : トニー・ケイ
脚本 : カール・ランド
撮影 : トニー・ケイ
編集 : バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽 : ザ・ニュートン・ブラザー…

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えり
4.7

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どうやったら救ってあげられるのか、みんな本当は自分の悩みで精一杯なのに。誰の目にも映ってないことが苦しめているのか、誰かか自分の存在を認めてくれれば報われるのか、答えのない映画だった。
誰かに寄り添…

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4.5

本作では、全ての人物がそれぞれに抱えた複雑な事情があることがわかる。一見バラバラの事情ではあるが実は彼らの抱えている全ての問題は家庭と教育に帰結している。一回観ただけでは感想をうまくまとめられないの…

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昼猫
4.2

あらすじ
現代アメリカ社会の学校問題を教師の目線で描いたヒューマンドラマ。高校の代理英語教師として赴任したヘンリーは、生徒から舐められる教師、教育に無関心あるいは過干渉な親、そして教員たちのストレス…

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SNSで切り抜きが流れてきて気になり鑑賞。
各々がそれぞれに抱えているものがある。
段々と心を開いていく教師の姿と、中盤に叫ばれるセリフが印象的。
無関心であれば傷つかないが、それは幸せと言えるだろ…

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