第140回直木三十五賞受賞作山本 兼一
高麗の女の形見である緑釉の香合
細川忠興(ほそかわ ただおき)利休の弟子。妻のガラシャ
表千家・裏千家・武者小路千家の三千家の協力
の海老蔵は原作者である山本…
千利休の晩年から物語は始まり、本人が若いころを回想していくという物語。
やたらと最初から切腹することを伝えてくるのだが、秀吉との関わりが中盤くらいまで続く。
そして利休が茶の道に目覚めていく件の中…
なんか、茶道って素敵🍵
ストーリーとか役者さんの演技はそこまで惹かれなかったけど、asmrっぽい優しい音とか丁寧な茶道の描写は癒される。
海老蔵の声が良い。大森南朋おかゆのシーン好き。
秀吉の変貌ぶ…
映像美。
ロマンスメインのところはあまりしっくり来なかったので後半気持ちがだれたけれど、つかみが素晴らしかった。
お塗りの箱に浮かぶ月、茶室に舞う桜、寝室での影遊び。
その映像だけで涙が出るくらいの…
んー。秀吉との対立は誇張しすぎかなと思うし、そもそも史実ではない(あるいは確証がない)展開が数多いので、実在した人物のキャラクターを借りた一つのファンタジーとして見る分にはよいかなと。
むしろ、益々…
(再)利休関連映画3作(本作・『利休』・『千利休・本覚坊遺文』)の中では一番物足りなかったかな。信長〜秀吉に寵愛受け美の天下人となった利休が疎まれ切腹に至るまでの時代経過を秀吉の栄達に併せ示すと共に…
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