公開時やっぱりこの類の邦画は鑑賞者の年齢層が高くて、人気も話題もあまり伸びなかった記憶がある
まぁたしかにめちゃ面白いかと言うと
長い割にはあまり特筆することもなく
海老蔵の演技を改めて観ていて…
原作は、考えれば考えるほどテーマに深みがあるように感じる。
秀吉が利休と仲違いし切腹を命じた理由は歴史の中のミステリーであるが、そこに朝鮮出兵を絡め、利休が朝鮮出兵に対して批判的な態度を取ったこと…
原作を読んでからの鑑賞
利休のキャスティングというよりは、体格とか手の“サイズ感“がイメージ通りで嬉しい
小説ではわからなかった茶室の造形やいろいろな道具が映像だとわかりやすくて良かった
この物…
第140回直木三十五賞受賞作山本 兼一
高麗の女の形見である緑釉の香合
細川忠興(ほそかわ ただおき)利休の弟子。妻のガラシャ
表千家・裏千家・武者小路千家の三千家の協力
の海老蔵は原作者である山本…
千利休の晩年から物語は始まり、本人が若いころを回想していくという物語。
やたらと最初から切腹することを伝えてくるのだが、秀吉との関わりが中盤くらいまで続く。
そして利休が茶の道に目覚めていく件の中…