落下することと落下させること、赤に染まることと青に浸ること。
白都真理の激情と演出の過剰さが現出させる映画の精髄。過剰さに躊躇してはならない。
終盤の「立ち回り」では鳥肌が収まる瞬間が無かった。立ち…
先住民vs開拓者、自然vs人工の構図。表面上のストーリーは殺された夫の仇打ちだが、この映画が描きたいのは「自然の逆襲劇」だと解釈。敵は主人公にとっての原発であり、島でかくまってくれた女性にとっての主…
>>続きを読む田舎で、アワビを採ることを生業としている若夫婦が政治の闇に巻き込まれ、夫が殺される。挙げ句、妻が容疑者とされ、心と身体に傷を負った妻が、闘争の末、覚醒。壮絶な復讐を誓う悪鬼となる。
主演の白都真理さ…
今見ると典型的な邦画的展開というか、とりあえず不幸な女性が性にまみれるみたいな描写がたくさんありなんだかなーという感じではあるが、それでもこの生っぽいエネルギーとラストの一連のシーンのカタルシスは一…
>>続きを読む内容知らずに観るのがベスト
ディレクターズ・カンパニー長編第1作
魚の群れ、蝉の声、木漏れ日などの自然を美しい画で撮っているからこそ、血みどろの展開が生々しく強烈に印象づけられる。
ポスターの謎…