原作読んだような読んでないような…忘れちゃった。
若尾文子さんの見た目、動き、息づかい、話し方がとてもよかった。
脚本は新藤兼人さん。
増村監督の他作品も観たくなった。
こういうひとを悪女と言…
粗もないけどキレもなく。若尾文子もおおらかでも怖くもないしいまいち妖艶にも思えなかったし、他に魅力的なキャラも見当たらず。普通の邦画が退屈でATGって言葉がやたら輝いて見えたあの頃に見た普通の邦画っ…
>>続きを読む祇園囃子を見た後の刺青。同じ芸者でもここまで演じ分けられる若尾文子に脱帽。
周りの男たちに比べると本当にカンバスのような白さのお艶の肌に、はっと息を飲んでしまう。そして、光がとても印象的。劇的な光で…
背中に“女郎蜘蛛”の刺青を彫られた女が、その女郎蜘蛛に心まで浸食されていく怪談映画。
谷崎潤一郎の原作だからか『卍』とコインの裏表の関係に映る。『卍』と同じく『刺青』にも、キーアイテムとして『絵』が…
刺青師が、麻酔が切れて悶える若尾文子の背中を見て、“蜘蛛が動いている”とつぶやいたのが印象的。刺青師は、若尾文子の殺人現場に常に居合わせているが、これは『祈りの雨』の未亡人と同じような効果を感じる。…
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