芸者小屋に売られてきた薄幸娘(若尾文子)が、背中に女郎蜘蛛の刺青を彫られたのを契機にして、したたかに生きるための術を体得していく。谷崎潤一郎の同名小説を映像化している、エロティック・ドラマ。筆者は原…
>>続きを読むストーリーとしてシンプルに面白かった(なんとなく先読みできるけど)
女はどんどん強くなっていき、男はいつまでもメソメソと過去にすがりつく。
この構造の物語大好きなんだが、この作品のミソは、そんな…
原作ほどの狂気を感じなかったのは、若尾文子があまりに役にハマりすぎていたためか。
前半のあのゾクゾクが後半薄れていったのが遺憾。最終的に女郎蜘蛛そっちのけで彫り師の徘徊がめちゃ気になってしまったので…
冒頭からラストカットまで漏れなく全て最高。死ぬほどカッコよくて死ぬほど面白い。
最初の取っ組み合いシーンでアドレナリンドバドバ、完全スイッチオン。私も文子様の背中の女郎蜘蛛に食い殺されたい…!!(狂…
定期的に体が求める大映作品。
増村作品もそろそろ半分近く網羅しただろうか。
アヴァンタイトルのキレ!
ライティング、エロス、クライム、タイトル位置。
若尾文子様の着崩した首筋とデコルテから漂う色…
悪女な若尾文子様に痺れた!!!
艶やかな着物の数々、
煙管をふかす文子様、
極めつけが真っ白で綺麗な肌に刺青!!
若尾文子様にクラクラしました。
原作を読んでいたので
あの短編がここまでになるの…
若尾文子の存在はもはや芸術…。
常に生意気で誰にでも刃向かう彼女が男に襲われる瞬間、女に対する絶望と色っぽさが同時に沸いてしまう。これって若尾文子だからこそ成せる技だと思う。。この人は本当に色んな種…