増村保造になんとなく興味を持ってやまないが、残念ながら今まで満喫する作品はなかった。本作は比較的いいのほう。ロケは日常の怪談めいた味わいがあり、想像できるように野を撮りました。しかし刺青と称え、刺青…
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質屋の娘が女郎蜘蛛を刺青で掘られ芸者になった話
女郎蜘蛛のせいなのか、元々恋人であった男に殺人をさせる。
女優がとても美しかった。
最初は芸者風な雰囲気はあれども、堅気だった彼女。
男は、殺人という…
原作は清吉が主人公だったような〜?あ、ちゃんとそうなってた。清吉が生んで死んで終わり。何かのせいにしまくる奴らばかりの中、旗本の旦那だけがかっこよかった。なんでだろ、武士に何か敬意?
文芸作品とされ…
谷崎潤一郎の原作。新藤兼人の脚本。宮川一夫のカメラ。増村保造が監督。傑作になりそうな要素がいっぱいだ。原作小説で背中に女郎蜘蛛の刺青を彫られた”女”のその後を描く。女郎を演じた若尾文子のはすっぱな物…
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