人物の語り、リアクションが大仰でいまいち乗れず。過去回想から戻るとだいたい目に涙を浮かべてうなずいている。納得できないことがあると急に叫びだして詰め寄る。心情心理の解像度が荒いのか。
血を吸った刀…
パールハーバー、ミッドウェーとストーリーが進み特攻部隊による部下の死により意気消沈しつつも、最後まで他人を想う祖父の過去の描写は素晴らしい。
ただオチが戦争を勉強して少しバランス感覚を欠いた主人公…
宮部さんは、死んだら愛してる家族が困るから死ねなかったんだな
家族がいなかったら、教え子を見殺しにすることもなく死ねて楽になってたんだろう
愛が人を苦しめるのは古今を通じて変わらないことだけど、戦…
「私たちだけが特別なのではない。あの時代、一人ひとりにそんな物語があった。みんなそれぞれ胸に秘めて、何事もなかったように生きているんだ。それが、戦争で生き残ったということなんだ。」
この言葉がすごく…
宮部はさんざんみんなに臆病者だと言われて、生きたいと強く思うことは当たり前のことだって、みながら思ったけど、まさか最後は特攻兵になって死ぬなんて、感動した
これは、特攻兵の存在を新しい世代の子達にも…