ブニュエルらしい無機質さの極地
カメラワークが好きすぎる
パンした後に人が入ってきたり出て行くタイミングと写すものが絶妙
この作品の後シュルレアリスムに回帰するのも納得
終盤の展開は見事だしあの物語…
巨匠、ルイス・ブニュエル監督作品
原作小説は、ジョゼフ・ケッセルの
『昼顔』。昔、新潮文庫で出版されていたが、現在、絶版。尚、チラシによるとこの小説を換骨奪胎したのが、この映画らしい。シュールレア…
言わずと知れたカトリーヌ・ドヌーブの代表作。世界一の美女、ドヌーブの大ファンだった高校生の頃、この「昼顔」と「シェルブールの雨傘」を死ぬほど繰り返して鑑賞したことです。
その頃は映画の内容よりもドヌ…
展開はえぐいが、描写は比較的穏やか。そこはカトリーヌドヌーヴ。超絶下品な素材をお上品に仕上げていらっしゃる。うわ、こいつは確かになんか嫌だわってやつがやっぱり嫌なやつなんだなこれが。実際ああいうふう…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ブルジョアジーの皮肉と妄想。
シュルレアリスム=超現実を見事に体現した、現在地点からの地続きの不意打ち。
言うまでもないけど、カトリーヌドヌーヴの美しさ、気品、そしてその裏側に誰もが惹かれ、現れて…
なかなか考えさせられる作品だった。
妄想的なマゾヒズムを、艶かしさと美しさそして切なさなど、様々な要素を盛り込むことで、ただの表面的な娼婦像ではない、娼婦のさまざまな心的な葛藤を視野に入れた深みの…