私はこの映画は、とっても純粋な美しい女の物語に思う。
冒頭、不感症とピエールに言われる(夢で)セブリーヌだが、あれは彼女が自分を訝っているということ。
それまでどんな経緯があったのかは分からない…
裕福な結婚生活を送っている若い人妻(カトリーヌ・ドヌーヴ)がある理由から昼間だけ娼婦として働くようになり、明るいうちだけの娼婦なので“昼顔”と名づけられる……。
ルイス・ブニュエルは『アンダルシア…
久々に。眠っていた欲望をピコリっと後押ししてくれるイケエロ爺♡夫を感じられないところから、かなり難易度高い愛情を得てからの、空の馬車。さすがのブニュエル!
ドヌーヴ様のサン・ローランお衣装も全て素敵…
15年振りくらい。ドヌーブ様の愛されたい私が事の発端なものの、全部ミシェル・ピコリが無駄に背中押してる感じで面白い。不感症妻の夜ならぬお昼の仮面の殆ど昼ドラみたいな筋でありながら、夫への罪悪感からな…
>>続きを読む思考が自前の陳腐な意識下でしかはたらこうとしないことに心底嫌気がさしていたここ最近、眼前の現実の皮の中の、永遠に理解できない不可思議が、飽きた視界にも奥行きがある事を再び示して教えてくれたこの映画に…
>>続きを読むやはりルイス・ブニュエル、只者じゃありません。
「昼顔」というドラマが本邦で流行したようですが、あれは女性側の不倫を扱ったものらしいから、本作と無縁ではないのでしょう。
不倫という字面をどう取る…