ゼロ タウン 始まりの地の作品情報・感想・評価

「ゼロ タウン 始まりの地」に投稿された感想・評価

kiko

kikoの感想・評価

3.5
パレスチナ難民キャンプに住む少年と自分達の国を奪った敵国のイスラエル兵士。遺恨と怨念渦巻く両者の関係は現在でもエルサレムを巡り決して交わることはない‥と思いますが、そこは映画。上手くエンターテイメントとして見せてくれます。こういった映画の様な出会いが沢山あれば昔からの紛争に歯止めが‥は正直無理ですが‥。ホントなんとかならんのかね。まぁたぐっていけばイギリスが悪いわな。EU離脱どうのこうのの前に、こっちを先に考えてやれよイギリスは💢
「アルゴ」や「世界にひとつの~」の陰に隠れてしまったタイミング的に惜しい作品。監督は「シリアの花嫁」のエラン・リクリス。

レバノン紛争のさなか、PLOの捕虜になってしまったイスラエル軍パイロットと、監視役でテロリストの訓練も受けているパレスチナ難民の少年の物語。

立場的にもわかりあうのは難しいであろう2人に、今までとは違う、光が見えるような関係は感動した、というより、正直ホッとした。

やはり人間らしさは残っていたってことが。

だからと言ってこの映画は決してハッピーじゃない。

人間らしい心を再び取り戻し、過酷ではあるが生きていって欲しいと思うが、これはそんなに甘くないよなあ・・・・


いい映画で、2人には感動するんですが、背景を想像すると、そんなに甘くない。極限の状況がさらに続くってことだろうし、あの少年はどうなっただろう、と思わずにはいられない。

スティーブンドーフがものすごく魅力的です。
ayouk

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3.4
父親を殺されたばかりで本当は殺したいほど憎い相手なのに、徐々に心を通わせていくその過程がチャチャっと流していくのではなく少年の人柄を上手く出していて、
紛争地ということもあり考えさせられる映画だった。
無

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3.3
撃墜され不時着したパイロットが捕まり捕虜となるが、パレスチナ人の少年と共に国境を脱出し、数週間前に空爆で亡くなった少年の父親の故郷を目指すロードムービー。
スティーヴン・ドーフは非道い目に遭う率が高い気がする。
主役の少年が棒演技だし生意気で友達の方が美少年で性格も良かったが、考えなしで無鉄砲な雰囲気がある彼の方がやっぱり主人公にふさわしいと思った。
予想よりもゆるい感じで内容があっさりしてたし、要らないシーンが結構あったけどまあまあ面白い。
おっさんと少年の組み合わせが、パーフェクトワールドを思い出すようなそんな作風。
MTRLB

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5.0
戦争映画は全然観ないんだけど、これに関しては戦争が背景にある人と人の繋がりを描いたヒューマンドラマがテーマとしてあったので本当に観て良かった。戦争映画は悲しくなるから苦手で(^_^;)

大人と少年の距離が少しずつ縮まり、固い絆と友情で結ばれていく物語はとても素敵だった。ただ戦争が背景にあるから、どうしても切ない空気が漂っているように感じた。本当に今現代は幸せだよね。何気ない毎日を送れていることに感謝しなきゃだね。ただこの二人が出逢えたのも戦争があったからと思うと何だか複雑だけど...。

この二人の関係にすごく心温まる素晴らしい映画でした!
星3.7

昔観ました。
オッサンとガキだろうが、対立してる国同士だろうが、仲良くなれます。

なれるはずなのになぁ、という話

レバノン戦争が題材。
対立しあうパレスチナの少年とイスラエルの軍でパイロットしてるオッサンが、国境を越えていくことになるロードムービー


ラスト、本当にどうしようもない気持ちに包まれて「ああこれは戦争の話なのだ」と改めて自覚する


(変に派手じゃない画面もリアルに感じる)
Santa

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3.5
何気に普通に良かったよ🌟🌟🌟
原題の邦訳、「オリーブの枝」の方が余程素晴らしいと思います
水曜日

水曜日の感想・評価

3.2
撃墜されたイスラエルのパイロットが、パレスチナの少年と共に国境を越えてイスラエルに帰る。

未だに問題を抱える地域の話だけに、冒頭の少年の日常を描く場面にも緊張感が漂う。スティーブン・ドーフも超人的な正義感あふれるパイロットではなく、平均的なイスラエル人を演じている。

少年がイスラエルで思いを果たした後、国連の車両でパレスチナの祖父の元に帰る。微かに微笑むラストシーンたが、前半の陰惨さから観てる方は不安を持ってしまう。
漫然と観てたためか展開を想定してなかったので、かなり面白かった!笑
1982年のレバノン戦争下のベイルート。撃墜された戦闘機パイロットのヨニはパレスチナ難民の少年ファヘッドと出会う。敵対する立場の2人は国境脱出という目的のために手を組む。 (by.Wikipedia) という物語。
視点はむしろファヘッド少年寄りで、パレスチナ難民という状況がシビアに描かれている。しかも、2人が出会うまでにはファヘッド少年の父親が空爆で死亡しているとか友達が狙撃されてるという下地があって、『事情は察するけどヤなガキ』というトコロから始まるのがミソ。
お互いに敵同士という意識があるままに旅を続け、危機的状況が友情を育んでいくという過程がお見事。失われた故郷で家の鍵を使うシーンはクライマックスを飾る目玉的な場面のはずなんだけど、それすらさり気なさを感じさせる辺りがちょっと切なかったり。

とはいえ、冒頭のファヘッド少年のクソガキ振りには何度イラッとさせられたか判らないくらい、ワタシ的にはかなりの忍耐が必要だった (笑)。