思想色の強い作品かと思い敬遠していましたが
自分がイメージしていたものとは違った。
情緒あふれる色彩など
舞台を観劇しているかのような芸術的空間の中
小説に折り重なる彼の半生。
コンプレックスだらけ…
美術も役者の演技も音楽も全部神秘的な何かを感じるくらい決まっててすごく良かった。
三島由紀夫自身のフラッシュバックと代表作のダイジェスト的な映像化、そして事件につながっていく構成も面白い。
小説…
ナレーションのロイ・シャイダーは三島由紀夫の愛読書だったそうだ。
製作陣であるスピルバーグとコッポラは、三島文学、三島の生き様、腹切。どちらに興味を持ったのだろうか?
日本での公開がなされなか…
このレビューはネタバレを含みます
三島由紀夫ってこんな感じだったんだ。作品もほとんど読んだことない(「金閣寺」しか読んでない、というかこれを見るために予習として読んだ)が、強めの思想をお持ちだったようだ。割腹自殺くらいは知ってたけ…
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