1975年の映画、
今の時代なら全カットの可能性もある冗長な映像、映画館という抑圧された状況の中、3時間に渡る苦行を乗り越えた先のラストシーン。
なんだかやりきれない気持ちになった。
日曜の昼下…
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50年早すぎた映画。
1975年ベルギー製作。2022年BFI (英国映画協会)のランキング1位です。首位常連の市民ケーンとかヒッチコックなど人類の遺産ド鉄板マスターピースを抑えての1位です…
平凡な主婦ジャンヌの日常を淡々と映した作品...ではなかった。シングルマザーである彼女の生活は規則正しく、売春までもルーティンのようにこなしていく。しかし、そんな日々の中で、彼女が静かに蓄積していっ…
>>続きを読む25歳という若さでここまで直接的で暗喩的なフェミニズム映画を撮りきったアケルマン、凄すぎる。どう考えたってこれは女性の苦しみを描いた作品で、誰が観たってわかることであるのだけれど、ここまで丁寧に伝え…
>>続きを読む好きですね。
こんな大胆な緩急の付け方をやってのけるシャンタル・アケルマン監督は案外大人しそうな見た目をしているのは、人は見た目で測れない面白さですね。分かりやすい刺激ばかりじゃ遊園地みたいなもので…