観るのは『愛欲の罠』(ロマンポルノ?)につづいて2作目。いずれも無軌道で型破りな展開に清々しさを覚える。ジャンル映画を条件づけられながらも、その罠をかいくぐり、ありきたりの性愛からもジャンルからも軽…
>>続きを読む鈴木清順「殺しの烙印」に通じる所があるなぁと思ったら大和屋監督、殺しの烙印の脚本も別名義で書いていたとの事。アバンギャルドなハードボイルド!山下洋輔クァルテットによる音楽も効果的で完全に好み。若き麿…
>>続きを読む85点
1台の車が山間の荒地に1人の殺し屋ショウを降ろし、来た道をバックで帰っていく。
目の前を横切って行く男、火のつかないオイルライター、足元にある黒電話。
そこに依頼者である不動産屋の「ナカ」…
殺し屋としての素質をためす、冒頭の射撃から笑った。現実と白昼夢が混成された映画世界は、確かにリンチの『イレイザーヘッド』を想起させる。ドキュメンタリー的に撮られた都市風景が素晴らしかったのだが、あれ…
>>続きを読む別題『恐怖人形』
町の権力者ナカは攫われた恋人の奪還とさらった男の抹殺を殺し屋ショウに依頼する。
その相手はかつてショウの恋人を殺したナイフ使いの男コウだった。
『処女ゲバゲバ』『毛の生えた拳銃』『…