短い尺で上手くまとめ上げた
吹奏楽部に入部した主体性のない大人しい男子が楽部員として、そして人間として成長していくドラマ。
尺の関係かカメラ密着ということはなく、成長の軌跡を追跡する過程は適度に…
フィクショナルな画面とドキュメンタルな画面が錯綜的に混在する。被写体となる演者の、被写体としての質による混在なんだとは判る。
その境界は“曖昧”というよりは錯綜的で、だからこそのズレがともすれば瑕疵…
ブラバン(オーケストラ)映画にこんなアプローチの仕方があったなんて驚いた。そしてとてもよかった。思うにそれは視線とノイズと境界ではないか。リアル中学生の姿勢の悪さとか、定まらない視線が何よりも心の揺…
>>続きを読む【駄作への道は善意で・・・】
こういう映画だから、ほめたいのはやまやまだけど、でも・・・・という出来ですよね。
生徒たちは基本的にシロウトだから、演技が多少下手だとか、せりふが聞き取りにくいって…