ある売れないミュージシャンの毎日を切り取った映画。泣きっ面に蜂、ふんだりけったり。
でも、こういう時ある。
何をやってもうまくいかない。微妙に救われることもあるけれど、でも根本的には何も解決して…
傑作でもなければ駄作でもない
何かが起きそうで何も起きない
もどかしさを感じるけれど
何かが起きそうなその瞬間が実は一番面白かったりする。
主人公の人生も一概に見たらクズとしか言いようがないかも…
コーエン兄弟作品は好きなのに、本作の良さは分からなかった。。。10年後にもう一度観てみようと思う。
個人的にはルーウィンの歌は好き。何枚もCD買うかはわからないが、ベストアルバム一枚は持っておきた…
オスカーは他の映画では引き立て役が多い気がしたが本作、歌唱を含め魅力炸裂です。ネコとの絡みもとってもよく、たまに見せる伏し目がちな表情が良いです。映画自体はコーエン兄弟作品の中ではわたしははまらなか…
>>続きを読む最後にチラリするディランにニヤり。ケネディの歌も、いかにもコーエン兄弟で笑える。憎まれ役であり、愛すべきピュアな男が、音楽のために奔走し苦闘する。その姿を観た後、同じ曲でもオープニングとラストでは、…
>>続きを読む1960年代のニューヨーク、冬。若い世代のアートやカルチャーが花開いていたエリア、グリニッジビレッジのライブハウスでフォークソングを歌い続けるシンガー・ソングライターのルーウィン・デイヴィス(オスカ…
>>続きを読むこういう救われないような、哀愁ある映画は嫌いではないけどちょっと苦手で、
でも人生てこういうものだよねて、こういう生き方もあるよねて、これはこれでいいじゃないて、
自分の中のポジティブな気持ちを引き…
ひたすら切ない コーエン兄弟「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」
良いのですが悪い。
それが現実。
そしてそれが映画ってもんです。
この主人公おそらく名も出ないまま一生を終えてい…
Photo by Alison Rosa ©2012 Long Strange Trip LLC