西村望「火の蛾」を石井隆が脚色・監督した。原作の脚色は初めてという。大月駅で名美(大竹)と触れ合う永瀬。名美の夫が社長の不動産屋でアパートを借り、仕事も世話してもらう。そして名美と深い中に。火中の画…
>>続きを読むよかった、、
年上の夫の優しさと若い男の情熱に揺れる女を大竹しのぶが繊細に演じてて、すごいいい芝居してた
川沿いの安い旅館で向かいあって瓶ビールを飲むシーン、夕暮れに川沿いのよくわからん道を闊歩す…
フェティシズムとセンスの再現性の高さ、マキシマムなクローズがどうしてあそこまで美しい。朝も昼も夜も太陽も雨もネオンサインも翳りも全てが強烈で際限ない欲望、何度上映中に唸ったかわからない。ずっと観たか…
>>続きを読む降りしきる雨と煙草の火が、ウェットでありながらも燃え上がる情念を象徴している。冒頭たまたま駅でぶつかった永瀬正敏と大竹しのぶを細かいカット割りでつなぎ、2人の物語が始まるきっかけになった決定的場面を…
>>続きを読む2022年5月に逝去された映像作家・石井隆氏の没後3年に合わせた初期傑作『死んでもいい』(1992)、『ヌードの夜』(1993)、『夜がまた来る』(1994)、『天使のはらわた 赤い閃光』(1994…
>>続きを読む石井隆没後3年
石井隆が特集された「石井隆Returns」にて32年ぶりに劇場で鑑賞。
思い入れ込み
どうしたって好きにならずにいられない。愛してやまない。
大竹しのぶと永瀬正敏の目のやり場が交…
なんて凄まじい映画なんだろう。一見、愛憎入り混じる三角関係のストーリーなんだけど、永瀬正敏は大竹しのぶに『母』を求めているように見えた。その大竹しのぶの演技が実に素晴らしくて、ゆらゆらと揺れ動く心情…
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