冬冬の夏休みの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『冬冬の夏休み』に投稿された感想・評価

mingo
4.0

実写版となりのトトロ。
子どもを子どもとして描くのは名監督の必須条件とは我らが岡田ゴズリングの名言。にしても侯孝賢は子どもを描く天才。「フンクイ〜」と「童年往時」の間に作られた作品だけあって、フンク…

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列車が出る瞬間に立ち会う。これはなにか胸がざわつく映画の予感。例えば「ダージリン急行」とか「ラストタンゴ・イン・パリ」みたいに。そんなシーンと共に幕が開ける「冬冬〜」はなんでもないシーンの時空とその…

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皓
4.3
夏の思い出も、そこで起きた揉め事やしがらみも、夏休みが終われば全部そこに置いていくんだな 持ち帰れるのは少し
さう
4.1


子どもだけの時間と目線。
郷愁と心地よさが余韻で残る映画。

大人の介入が少なく、
子どもだけの時間に浸る感覚が美しい。
セリフも少なく過剰な演出もない。
だからかリアルな夏休みの余韻をしみじみ感…

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引きのカメラで観る、子どもから見た大きな台湾。一見、のどかだけど。

見ないフリとか、隠すとか、避けるとか。もう既に大人的思考と行動を身につけ出してる冬冬の描き方最高だった。

ハンズとそのお父さん…

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遠
-
裸で帰ってくるの良すぎ


私が男の子で、田舎に親族がいて、虫とかが嫌いじゃなかったら…こんな夏が過ごせていたんだろうか?


スタンド・バイ・ミーやグーニーズのような
少年たちが冒険し成長する物語は勿論大好き。
でも実際あ…

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3.8
ローカルの子らと、異なる文化圏からきた子との「友だち」が生まれる瞬間が、映し出すものだけで鮮やかに描かれていた気がする

侯孝賢監督の少年時代がモチーフ。川遊び、奇妙な女性、厳しい祖父、扱いにくい妹が12歳の少年の目線で描かれる。不思議な郷愁を感じる心地よい映画だが、いくつかの小事件が軽い緊張感を生む。ミニシアターでの…

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子供が主役の物語で大人が彼らと対比的に描かれるのは珍しいことではない、というよりほぼノルマみたいなもので、今作も「大人は大人の世界で苦しみながら生きているが、子供はそんなこと知らずに好き放題やってい…

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