タイトルの「二つ目の窓」って結局何なのか。おそらく一つ目はこうして今生きている「生」で、二つ目が「死」なんでしょう。一枚目の窓を開け生まれてきて、やがて二枚目の窓を開け死んでいく。生と死は窓の「内」…
>>続きを読む【第67回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『殯の森』河瀨直美監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品された。村上虹郎の俳優デビュー作としても知られる。
河瀨監督はハマれるときとそうでないときと…
家族3人で木漏れ日を浴びる
指を透かして光が当たる
死の間際の揺らめきと生の煌めきが
行って戻って唄に、波に消える
なにせ切り取られた画や光が綺麗で魅入られました
色々な世代がそれぞれ…
羊の屠殺から始まる
だいぶインパクトがある出だし
カメラワークがすごくて
自然と人間の力をとても引き出している
屠殺のシーンがもう一度あるのだけど
ちゃんと調理して
おいしくいただくシーンも描い…
冒頭の衝撃的な映像に思わず目を背けたくなる。
けれども、一瞬たりともそこから目を背けることができない。
不思議な吸引力で、釘付けにされる。
なんて、鮮烈で、鮮明な、色彩。
美しい。
根源的な生命の…
瞬間的な人との関わり方は上手でも、交友期間が長く続いたり短期間にたくさん会ったりすると上手くいかなくなる(主に私側の問題で)。
実の親とも問題ばかりだったが、距離を置いた今は上手くいっている。私は多…
映像に関して、見えないことが、見えることよりも豊かに機能している気がした。
闇夜にぎらつく目とか本当に素晴らしかった。
お芝居に関しては河瀬監督にしか出せない色がちゃんとあって、本当にそこに生きてる…
血をわけるって、すごいこと
いのちをいただくことも含まれる
フィクションに慣れて 忘れて、
或るいは知らずにいるけど、
わたしたちの血も思っている以上に、とても赤い
河瀬監督の作品は、夏をつよく…
奄美が舞台、というより主役の映画。奄美を映す部分として人間模様があるような。あと主人公を演じる吉永淳の目が凄かった。あれ、窓だなぁ。UAの息子・村上虹郎も良かった。全編眼福の時間が過ごせて大満足で…
>>続きを読む河瀬直美監督
奄美大島を舞台に、壮大な自然と人間の生活。自然と生き物の力強さが心地よかった。
自然主義的な、あるいは一部、超自然主義的な信仰を感じる。家族、街の人、ユタ、海、木々、風、歌、セックス…
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