このレビューはネタバレを含みます
現実と非現実の境界として存在する川。ゴダールばりのジャンプカットやモノローグと不一致な画面の動きなど。官能小説の朗読が流れながら画面上のセックスが全く交錯しないのがいかにもな感じで青く冷たく尖ってて…
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黒沢清の長編デビュー作。
恋人と日々つまらんセックスをしている明子。ある日、神田川をはさんだ向かい側のマンションの母子が濃厚接触していることを知る。「これはイカン」ということで、友人とともに少年を…
まあなんというか圧倒的B級映画なんだけどところどころに煌めきを感じる。黒沢清の変態性癖マックスだな。
ゴダール好きなんだろうなってね。明らかに横の構図を意識してるとことか。
瓜生敏彦の撮影監督デ…
黒沢清の劇場デビュー作。
DVD版のジャケットはインテリジェンスなエロスを感じさせるが、当時のポスターやvhsのジャケットを見る限り、いかにもB級な雰囲気。
黒沢清と同じく、立教ヌーヴェルヴァーグ…
おしゃれな映画だったと思う。
最初はその馬鹿馬鹿しさに笑っていたのだけどストーリー構成、音楽、カメラワークから時に昭和のアニメーション作品のような、時に近年のウェスアンダーソンのようなコミカルさとお…
え、期待してなかったけど、これ凄い映画じゃない?
黒沢清、劇場デビュー作でピンク映画。
欲求不満な毎日を送る女が向かいのアパートで母子相姦している親子を発見し、その息子を救いだそうとするコメデ…
神話的に構成された倫理的ピンク映画。この神話が、性の逆方向への開放、タブーの取り除きとかではなく、自由からの開放、本来性の取り戻しを示しているところが、近頃の世の中のありように、まっすぐ通ずる。それ…
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