レズビアンの文芸映画なのかと思っていたが、違う。
みっちゃん(若尾文子様)の裸を確認するということで自宅の寝室に呼び込んで、障子を閉めて、みっちゃんが身体を隠していたシーツを、「隠し事はしない、嘘…
多分増村の描こうとする女性像と、谷崎のそれがとても近しい気がします。日本に生きる、生き物としての女性が愛へと突き進む強さや逞しさ、愛の為に社会や人間関係の規範を平気で超えていく怖さ。愚かだし狂気じみ…
>>続きを読む卍は冒頭からやや現実離れした展開に笑えてくる。印象的なのは回想シーンの若尾文子の裸を見るシーン。とてつもなく白い。雪のような白さが印象的。でもあのキャラクターから見たらそれぐらいの強烈な美しさがあっ…
>>続きを読む