秘めたる思いと境界線。世の中は枠に収まらないことだらけ。修羅場を静々と車椅子で横切るところが可笑しい。離れていくハイウェイが美しかったなぁ。（決まり過ぎだけど好物です🙌）いくつかの作品で出てきた「選…
>>続きを読む【サンクスシアター 11:濱口竜介の深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ】
先日、第71回ベルリン国際映画祭の受賞作品が発表され濱口竜介の短編集『偶然と想像』が審査員グランプリ(銀熊賞…
レンズで被写体を捉え、ファインダーを覗き込んだままの不安定な足取りで後退りする男は、不注意で通行人と衝突してしまう。通行人は気にもせずに歩みを進めていくが、男はよろけるように姿勢を崩してしまう。男は…
>>続きを読むやはりどうしてもその才気走り方と偶然撮れた一枚の写真から事態が動き出す様にはエドワード・ヤン『恐怖分子』を想起する。
電車での向かい合った座席、飛行機は『何食わぬ顔』で馴染んだものだし、結婚式には…
不思議な魅力を持った男娼と、彼に翻弄される人々のお話。
石田法嗣の淫靡な魅力が、物語を終始支配していて、スケールは小さいながらも、圧倒的にキャラが立っていた。
分からなさやすれ違いに引き込まれ、ラス…
なんなんだよお前オブザイヤーだろ！！めちゃくちゃ面白い瞬間がいくつもあって、特に始まり方と終わり方なんかゾクっとしてんだけど（うおー！！映画！！てなる瞬間のうれしさ）、話としてはもうちょっと明るくな…
>>続きを読む© Tokyo University of the Arts Graduate School of Film and New Media & Korean Academy of Film Arts 2010
