ブラインド・マッサージの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ブラインド・マッサージ』に投稿された感想・評価

南京のマッサージ院従業員の喜怒哀楽を描く。視覚障害ゆえに抱える不安や悩み。人との’交流’も嗅覚触覚聴覚で補おうとする。健常者から見ると相手に固執し貪りつくす様な愛。やや引いてしまった。
シビアで滑稽で、生きることへの強い執着心。視覚障害者だからこその苦悩があるものの、本質を考えると境界が曖昧になってくる。
24h
3.8

邦画だと必ず描くだろうお涙頂戴の話、心温まる話、クスッとする話がほぼ皆無。ロウ・イエ監督は盲人按摩院の内部で繰り広げられる彼らの性愛だけを執拗に描いている。盲人同士の文字通り揉み合うような性行為。盲…

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ロウイエ監督を深堀しようと思って
観に行って来ました

昔テレビで
盲人マッサージ師の取材を見た事がある
ほとんど覚えてはいないが
目が見えなくても仕事があって
頑張ってんだなぁ
ぐらいに感じてたの…

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4.3

【鑑賞メモ】
降りしきる雨。
点字の手紙。
白衣。

「涙の理由はみんな違うけど、泣きたい気持ちは同じ」

雨みたいに静かに心が濡れていく、そんな映画だった。
(ただ、全体のテイストから考えると意外…

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1夕
4.0
闇の中で見えるもの、見えないもの。
彼らの感じる絶望が生々しく伝わってきてなかなかに苦しいものがあった。
はる
4.0
健常者も盲目の人も見えているものもあれば見えてない、見ることのできないものがある

流血表現と性のシーン(演じてる方が美形でないと厳しいものがある)が苦手だったけどなんとか観れた
盲人の視界を再現?した終盤の演出、当人じゃなきゃこれがリアルかどうかは分からないよなとか、本当に目にハ…

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3.8

視覚的演出に見たことがない斬新さがあった

「前から人が歩いてるのと 車が来るのと どう違うと思う?」
「前から来た人にぶつかったら それは恋でしょ 走ってきた車にぶつかれば交通事故 車と車はたいて…

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5.0

観たことのない画面の外の使い方が沢山あった。平板で人物に近いカメラは触覚と聴覚に寄り添い奥行きを出す為。ロウ・イエの手持ちとアップ大好きだ。視線が使えないのに愛についての映画が成り立つのかということ…

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