昨年亡くなった絵沢萠子主演映画。神代辰巳ロマンポルノ第一作。絵沢萠子で主演は、チョイと華がない。やはり演技派なんで映画になってポルノではない。濡れ場は、大した事はない。逃避行になっていきラストは、カ…
>>続きを読む端々に、その後開花していく神代辰巳演出の片鱗が観られる。ラストなど、もはや完成していると言っていい。しかし、脚本がどうも……。
初めてのポルノ作品ということもあってか、どのように展開をすればいいのか…
神代辰巳監督の2作目で日活ロマンポルノでの1作目(当時45歳)。同年度の「映画芸術」日本映画ベストテン6位。ちなみに同監督の「一条さゆり 濡れた欲情」が2位。撮影は日本映画を代表する撮影監督の一人、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ロマンポルノの登場に、傑作『かぶりつき人生』(68)以来、4年間干されていた神代辰巳、これ幸い、渡に船!と乗り出した第一作。
トップシーン、シネマスコープの横長画面を駆使し、公園のベンチで悶え合う…
愛欲の果てに殺人を犯し逃避行に堕ちる男女を描いた、巨匠・神代辰巳のロマンポルノ第一作。幼稚な思考の破滅型逃亡劇が、やるせない世界観に哀愁を漂わす。金男だけ安定の日常に戻るのか…。古典的煙草屋泥棒。下…
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