監督の
“フィリップがもういないと想うと、この映画のラストを観るのがとても辛い。”
という言葉に尽きる。ほんと、何で死んでしまったんですかね…
全体としてはとても地味で、特に前半は退屈するところも多…
映画の物語上、淡々と話が進み、エンタメ性は薄い。それだけに地味な印象を受けるが、その分出演者が際立ち、光る作品となっている。映画の題材によく合った構成・雰囲気。濃厚な物語で、淡々と進む中にも力強さが…
>>続きを読む今の国際情勢を反映し見応えたっぷり。ル・カレの原作をコルベイン監督が思いっ切りそぎ落とし、一諜報員の悲哀を描く。大組織や各国の思惑の中で人を助けることができなかった諜報員の慟哭。イスラム教徒というだ…
>>続きを読む9.11以降、テロ対策に躍起になっている各国諜報部の腹の探り合いが面白い。
決して表舞台に立たず、常に危険と隣り合わせ、成果を挙げる為なら人の善意や愛情さえも利用するスパイ活動の苦悩と葛藤が描かれて…
試写で鑑賞(2014.9.28)。
正直地味かもしれない。エンタメ要素も少ない。だけど全ては最後の最後、ラストのホフマンのあの表情のためにある。
スパイってのは、全然気楽じゃない稼業ときたもんだ。
…
故F・シーモア・ホフマンの最後の主演作、ジョン・ル・カレの原作。ラスト10分でウワアアアってなる!
ハンブルクのホフマン率いる対テロリスト組織vs大国アメリカvsテロリスト容疑者vsテロリストの会い…
予告編、めちゃくちゃ面白そーう
初めてアメリカでお金払って見たから、必死で内容把握しようとしたけど、これがまたわからないわからない。
あとからあらすじ確認したら、こんな複雑だったのねって感じ。
い…
人と組織との諜報合戦だけで緊迫した空気が終始漂うスパイ映画。プロのスパイが色々な人を巻き込んでいくのが面白かった。
終始BGMが少なく、俳優の吐息・鼻息、街の雑音とかも聞こえ、カメラワークも長回し…
09/08/14
大好きなジョン・ル・カレの作品の映画化、そしてフィリップ・シーモア・ホフマン主演の遺作なので楽しみにしていました。相変わらず救われない話しすぎて観終わった後はスッキリできないのも…
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