彼の作品の画ヂカラが好きで、今回も楽しみにしてたんだけど、結果的には少し期待はずれだった。まず、タイトルほど善人って感じがしない(配給会社のセンスの問題)のと、悪人の人が小者感がありすぎて(キャステ…
>>続きを読む重たく苦しい、なんともロシアらしい映画。前半に撒かれた種が、後半になり綺麗で無い色の花を咲かせる様な感覚。
とはいえ、裁かれた彼自身が果たして「善人」だったのかと言えば、そうも言い切れ無いところが…
暗い…とにかく暗いし鬱屈した映画だった…。
ロケ地の素晴らしさがこの映画の重さに説得力というか力を持たせていますね。
非常に宗教色の強い作品であり、無神論的というか不可知論的というか…
神がいて…
やるせない。ひたすらにやるせない。正義は執行されず、悪は権威と権力によって、さらに勢力を強める。主人公は圧力に屈せず己の正義を行おうとするが、苦難が次から次へと降りかかり、最終的には運命に屈する。救…
>>続きを読む始終晴れぬ暗澹たる情景。少年に至るまで登場する殆どの人物像から微かに不快な匂いのする話だった。人間の営みの愚かさとそれを俯瞰する無慈悲な神への嘲笑を感じた。鯨骨の埋まる浜辺など荒々しい自然の姿も印…
>>続きを読むロシア版『罪の手ざわり』、またはラース・フォン・トリアーが社会派テイストを盛り込んだ、みたいな映画。
主人公は権力者たる市長に裁判を挑むが、勝つことはできない。市長は裁判所に圧力をかけていたから。弁…
超ヘビー。
悪徳市長による理不尽な土地買収から、家を守ろうとする男の話と思いきや、そんなのはまだ序の口。
殆どありとあらゆる不幸が降りかかり、主人公の人生を翻弄する。
劇中で司祭が彼を旧約聖書のヨブ…
© 2014 Pyramide / LM