ビクトル・エリセの映画が、冬の澄んだ空気と光を描いたように、ロルヴァケルは夏のやわらかな眩しい陽光と、蜂蜜の香る空気の質感を見事に描いてみせた。
今年、最も感性を刺激された映画だ。
この映画には、…
少女から大人へと移りゆく季節
ジェルソミーナという1人の少女を軸に、家族、自然、世間への疑問…
私たちが近代化の中で忘れてしまったモノを訴えかけてくれてる気がします
彼女のうなじ越しに見える
夢の…
静かなオープニングにドキュメンタリータッチ。
なのにどんどんその世界に引き込まれていくのは、どこかファンタジーに見えてしまうからかもしれない。
自然が自然のままで美しくあるトスカーナの田舎。
そこ…
美しい映画。
揺れる少女の心の物語。
家業のはちみつ作りに縛り付けられている現状に不満を持ちつつも、自分の仕事に自負心を持って働く。そこには無いものに憧れつつも、そこで暮らす家族を大切に思う。
…
仕事終わりに歩いて岩波ホールへ。
まず第一印象としてこんなに素晴らしい映画を撮る監督はまだいるのか…という。。。なのに、この点数の低さ。エンタメは異常に高いのに、アートフィルムの低さはまさに今の現代…
このレビューはネタバレを含みます
鑑賞中、ミツバチのささやき、リトルミスサンシャイン、アクトオブキリングが頭に浮かんだ。次女のキャラがオリーヴを思い出させて微笑ましい。
投げっぱなしで意味不明とも思える場面も多いけど、おかげで豊かな…
ブログを更新しました。 『【イタリア映画祭】「夏をゆく人々」=「ザ・ワンダーズ」日本公開決定だそうです。』 ⇒ http://ameblo.jp/yukigame/entry-12021817369…
>>続きを読む蜂蜜映画
イタリア映画祭にて
少女の目覚め
きっともっと前に目覚めていたんだろうけど、やっとひとつ言葉にしてふんっと飛び出す少女
そっから想い描いた未来に一直線なんていう単純なものじゃなくて
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邦題は『夏をゆく人々』。一足お先にイタリア映画祭で鑑賞。ヘッドライトに照らし出される眠りこける家族の身体、納屋に射し込む一筋の光と戯れる姉妹、炎に照らし出される影が洞窟の壁に踊る…。
とにかく光と影…