まさにクリントイーストウッド映画。
完全なる右な愛国心を手始めに表明し、手っ取り早く主人公の生い立ちを短時間でまとめていざ本題へ、という毎度の手法ながら84歳(当時)でも作品のクオリティを上げてくる…
経験した事がないでも、他のどこかではそれが行われていていつ自分が住んでる国でも始まるかわからない戦争。
とにかく恐ろしい。待ってる側も行く側も
最後がほんとに...実際の映像を見ても彼がどれだけ誇…
“いつ栄誉に取り憑かれ、疲れきってしまうのか”
的確にこの映画を表した言葉だし、クリス・カイルが陥った“カルマ(業)”さえも捉えてた。
二回目の観賞ですが、本当にクリス・カイルと劇中同化したよう…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から、昼間の光の色味が印象的だった。
加工をあまり感じないリアルな色で、戦争が日常の中で行われているのが伝わってきた。
米軍の主人公なので米側目線で感情移入していると、敵を「成敗」という感覚に…
クリント・イーストウッド監督による実在クリス・カイルの姿を描いた映画。
「伝説」と呼ばれた英雄の戦争映画だけではなく、その裏にある人間ドラマが奥深い。戦争の残酷と人間の苦悩がとても生々しく描かれて…
これが実話という破壊力。
怖いのは、戦場が日常になると感覚が麻痺してしまうところ。
ようやく帰還して家族と過ごしているのに銃撃戦の映像なんて見ないでくれと思ったら、テレビ画面が真っ暗だったシーンが…
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