精神的にタフなクリスがボロボロになってく描写はとても現実味があって、戦争と人の関係性がわかりやすく映し出されていた。
彼が戦争の英雄とされる理由は退役後の行動にもあるのだと思う。
立ち直れない人が沢…
イラク戦争に従軍した「伝説の狙撃手」クリス・カイルの自伝を基に巨匠クリント・イーストウッドがメガホンをとった米国史上最高の興行収入となった戦争映画。
イーストウッド作品は壮大な物語を見せるわけではな…
このレビューはネタバレを含みます
特に現代の日本人にとって戦争は遠い話であり、なかなか理解は難しい。出兵によるPTSDや戦地でのトラウマがフラッシュバックし、克服しながら軍人としてのセカンドキャリアを進む中で殺害されてしまうストーリ…
>>続きを読む大前提として、イラク戦争とはなんだったのか、、、と。
戦争の割りを食うのは主導した人ではないということを改めて思い知らされ、仲間を失う悲しみや家族と仕事の間での揺れ、自分含めPTSDにより社会に戻れ…
「実話ベース作品のスタンダードにして完成形」
イーストウッドの監督50周年&新作公開に向けてのキャンペーンでリバイバル上映。作品自体の感想は後で述べますが、ちょっと残念だったのは冒頭にイーストウッ…
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