クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落の作品情報・感想・評価・動画配信

「クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」に投稿された感想・評価

Riy

Riyの感想・評価

3.8
その後の一家のことなども、結構なドラマとなったとか。本編も中々の人間ドキュメンタリーで楽しめました。
長女のヴィクトリアがこの映画の公開後にいじめを受けて薬物に溺れ、2015年に18歳で亡くなったと知ってびっくり…。映画の序盤では「典型的な金持ち家族の鼻持ちならない娘っ子だな」と思っていたのだけど、終盤に彼女が取るある行動はちょっと意外で、「なんだ、けっこうしっかりしてるじゃん」と思っていたので。

シーゲル家は金はあるんだけど(リーマンショックの前までだけどね)家が汚くて、なんだこの既視感…と思ったんだけど、そういえば自分の同級生にもこういう家があった。さすがにシーゲル家ほどではないけど比較的裕福で、でも常に部屋は汚い。ただその家は親がいつも家にいなくて(何度も家にあそびに行ったのに一度も顔を見たことがなかった)、それと比べればシーゲル家の母親ジャッキーはマシなほうなのかもしれない。

冒頭、虚栄心の塊みたいなジャッキーを見て「金の切れ目が縁の切れ目」ですぐ旦那を捨てそう…と思っていたんだけど、むしろ旦那が冷たい。終盤の会話とか聞いててかわいそうになった。そもそも学生時代の友人に、自分も困ってるのにお金をぽんとあげたりしてた(まあそれはそれで問題ではあるのだが)し、悪い人ではないんだよね。買い物中毒で、ちょっと頭のネジは飛んでるんだけど、もともとIBMのエンジニアになれるほどの力はあるんだし。

「いけすかない金持ちが転落するさま見てざまあ」的な映画だと思っていたけど、上述のヴィクトリアの件もあって、なんだか今はしんみりしてしまっている。ちなみに2019年時点でもあの家は売れていないらしい。
Tiny

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2.7
この夫婦離婚しそう。
全然気持ち通ってなくない⁈
今どうなってるのか気になる。
miaysd

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3.2
お金があっても満たされてない感じがして
なんだか虚しくなった。

家が汚すぎる。
どんな金持ちでも、足元をすくわれて
あんなふうになるのだなと、
今現実の状況を知りたくなるし、
見てみたい気分にはなる
あと、奥さんがお金持ちの妻に
なれた理由がわかる気がする。
最後の言葉を聞いてね。
s

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2.8

傲慢な感じの人のドキュメンタリーかと思って観たけど、奥さんがとりあえずポジティブに撮られてて嫌な感じがしない。
Moeko

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4.2
写真家としての
グリーンフィールドの作品と同じく、
この映画も過剰な資本主義の渦中にいる人を
嘲笑に近い形で晒すものかと想像していたが違った。
それよか、リーマンショックという出来事もあいまり、より人格にフォーカスされ、
感情移入いわんや応援さえさせられてしまう(写真の限界を考える)。

========
追記
何よりも
ハイソでインテリぶったリベラルな金持ちたちに比べれば、
彼らのようにまともな教育も受けず、自分の手で這い上がってきて、むき出しの貪欲さと成金さを見せびらかしながらマック食べてる人たちのほうがよっぽど、正直で人間味があるように見えてきてしまうということ。
なるほど、トランプの勝因の一側面を理解した気がした。
この監督のドキュメンタリーには比較的いやらしさみたいなものが少ないなーという気がする、人物を風刺して見るような感じが薄めで、けっこう寄り添ってくれる。今回の場合とくに、貧乏からミスアメリカになり金持ちじーさんと結婚して豪邸に住んで7人の子どもがいる女性にかなりやさしい眼差しを感じる。というか、この女性自体がほんとうにとても性格が穏やかでおおらかで心根が善良(な人に見える)で、顔もスタイルも綺麗な人でまるでマリーアントワネットみたいだなと思った(マリーアントワネットに対しても勝手なイメージだけど)

一方、旦那さんの方はいかにもワーカホリックで成金なビジネスマンで、いつもピリピリしていて家族に嫌味を言ったりしていやなジジイだった。でも自分は自己中なとき多いからこんなじじいになっちゃいそうって思う、気をつけよ…。

子どもたちが楽しそうに遊んだりしてる姿はやっぱり見ててうれしいね。長女は分別があってしっかりしてて大人だった。


最近まじでお金にたいするふあんがはんぱないです…
elle

elleの感想・評価

4.5
これはめちゃめちゃ考えさせられた。
想うことがいっぱいある。
映画は邦題のまんま、大富豪の華麗なる転落そのものだった。
リアルなドキュメンタリーだから凄い見入ってしまったな

Mr.シーゲルさんは、事業拡大して富を築いたことは凄いけど、銀行の融資が止まってからワーカホリックで妻のこと「おばあさん」っていったりキスを断ったり、愛してるの言葉に返答しないのが冷たくて切なかった。
トロフィー妻を求めてるだけで心から愛してなさそう。
お金の余裕は心の余裕というのはほんと。
Mrs.シーゲルは、ナイスボディでまさにアメリカンドリームだけど、たくさん物を買ったりペットを飼ったりするのは満たされない何かを埋めてるようだった。
ちょっと品がない感じが成金らしくてリアルだった。
フロリダのベルサイユ宮殿が幻のまま抵当に入れられてしまったのは可哀想でした

それでも子供たちは純粋に育ってるといいな。
それにしても、子供7人に動物たくさん凄いな。ほとんどナニーの女性が育ててるような感じだったけど😅
他人の子供に「愛してる」と言われるが、自分の息子からその言葉も受け取れず子育てすらできないナニーさんも、お金のためとはいえ切なかった。正解はないけど、違和感は覚える。
面白さもさることながら、意外と考えさせるドキュメンタリーだった。
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