TOHOシネマズ二条で。この作品、やはり2時間でおさめるのは難しいか。何年も続いている未完の連載漫画を原作とする映画ではどこのシーンを省いて、誰の存在を消して、どこを終わりにするのか、かなり重要なポ…
>>続きを読む亡くなった父が残した異母妹・すずを、鎌倉で暮らす三姉妹が引き取り、一緒に暮らすというお話。
是枝監督は広瀬すずに台本を渡さず、その場の指導で演じさせたという。
すずの健気な姿の裏に隠された、自身の存…
2015.6.14 @ TOHOシネマズ 新宿
2015年初の邦画は信頼と実績の是枝作品。カンヌ映画祭出品作もあってかとても和の美徳を強く意識してあり、冒頭こそ古臭くて現代感ないやと思ったけど、都…
大人になると大体のことを“あれ”で済ませようとする。法要なんかで集まると積もる話がありすぎて“あれ”以外に適当な言葉が存在しないのだ。それに関わったすべての人の抱える個人的なものでしかないから言葉で…
>>続きを読む腹違いの妹と3人の姉が鎌倉で一緒に暮らし始める映画。
すばらしかったです。非常に是枝監督らしい、心温まる優しい物語でした。少女としての時代を送れなかった、そして今も送っていない少女が、子どもとして振…
是枝作品としては明らかに他の是枝作品に及ばず、海街ダイアリーとしては明らかに原作より弱い。
性や愛のみならず死すらも、すべての要素が広い意味での「恋の予感」に昇華され、強い語り手がわんさか出てくる…
キャスト含みでめっちゃ好き。
この映画を心から好きになれたので、原作未読で良かったかもしれない。
田舎で日本食を食べたくなる。
やっぱり日本人にしか本当の良さがわからない映画なんだろうな。
はぁ……
(c)2015吉田秋生・小学館/「海街diary」製作委員会