このレビューはネタバレを含みます
冒頭の車いじりシーンから面白そうな予感。かかっている曲もいいし。カーチェイスのシーンもタイヤアップの路面スレスレだったりかっこいい。
「一番の敵は時だ、時は無限だと思っていた……」
生きる目的も喜…
金のためか空虚な日々をがらりと変えるためか、気まぐれにも見える男のドライブから2人を避難させるための感情を置き去りにした逃避行が始まる。それぞれの人物の行動原理に追求することもなく、ドライな殺しの匂…
>>続きを読むおっちゃん(おじき…!)と若造のコントラストよし!
冗談を言い合うくせにほぼ無駄な喋りがないのも良!
引きの車と景色良し!
カーチェイス良し!そしてチェイス場所がこんなとこ?!良!
孤独な男のロマン…
逃がし屋スコットは、二人を運ぶだけの仕事のはずが、追われる羽目に。主人公は暗く、哀しみをたたえといるが、スコットの渋く、重厚な佇まいは、この作品の魅力であり、すべてである。トリッシュ・ヴァン・デヴァ…
>>続きを読むよく"無駄がない"といい音楽や映画に触れた時につい評してしまうけど、でも無駄があっても良くない?いや、無駄はあったほうがよくない?とも思ったりする。
でも、フライシャー映画って本当に無駄がないんだ…
かつて裏社会のドライバーだったガームス(ジョージ・C・スコット)は9年ぶりに仕事を請け負い、脱獄囚リカルド(トニー・ムサンテ)とクローディー(トリッシュ・ヴァン・ディヴァー)の逃亡を手助けする。しか…
>>続きを読むジョージ・C・スコットが渋いッ!人生の渋みが詰まってる!『博士の異常な愛情』『ハスラー』などに出てるのに気づいてなかった。アカデミー賞を3回も辞退したってエピソードまでかっこいい。
撮影はベルイマ…
古いBMWを駆る激渋カッコいいジョージ・C・スコットの魅力爆発。
カッコいいだけじゃなく女房に逃げられ若僧とやり合う人間臭さがいい。
その若僧カップルとの三角関係の行方を追いながら唐突に訪れる逃避行…
絶頂期のフライシャー監督によるスリルと暴力に満ちたロードムービー。黒沢清監督のオールタイムベスト第2位。主演は前年の「パットン大戦車軍団」(1970)でオスカー主演男優賞受賞(辞退)のジョージ・C・…
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