古いBMWを駆る激渋カッコいいジョージ・C・スコットの魅力爆発。
カッコいいだけじゃなく女房に逃げられ若僧とやり合う人間臭さがいい。
その若僧カップルとの三角関係の行方を追いながら唐突に訪れる逃避行…
絶頂期のフライシャー監督によるスリルと暴力に満ちたロードムービー。黒沢清監督のオールタイムベスト第2位。主演は前年の「パットン大戦車軍団」(1970)でオスカー主演男優賞受賞(辞退)のジョージ・C・…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
死んだ息子の復讐のために最後の仕事してるんだと思ったら関係なかった!じゃあこの仕事なんやねん!
冒頭の車線ガン無視の岸壁ガン攻めは結構シュール。フライシャーらしさ、が何かはよく分からないが特徴的なも…
燃やした自分の写真をアテに酒をあおるジョージ・C・スコット、否応なく痺れる。
誰もいない教会の懺悔室で祈り、帰り際に神父とすれ違って「用は済んだ」って言い放つのもめちゃくちゃ良い。
愛車の58年型B…
1971年。し、渋い……。男の……映画……。引退して浜辺の町で暮らしている、犯罪専門の老カードライバー。ある日9年ぶりに依頼を受け、ある犯罪者の逃亡の仕事を受けるが……
冒頭、夜のガレージ、電球…
リチャード・フライシャー監督作。
アラン・シャープの脚本を基に、リチャード・フライシャーが演出したクライムアクションで、名優ジョージ・C・スコットが凄腕のドライバーを力演します。
凄腕の“逃がし…
「この道は前に走った気がする」老紳士は無鉄砲な若者に過去の自分を重ねたのか。若者に利用されたように見えて、実は全てを知った上での男の意思だというのが渋くて良い。最後の女の告白はそんな彼への敬意。エン…
>>続きを読むスヴェン・ニクヴィストのカメラが、
リチャード・フライシャーの映画を、
70年代初頭のアメリカン・アクションを、
異質なものへと変貌させている。
これは昂奮する。
最期にもう一発、自分を試したい…