このレビューはネタバレを含みます
頭も胴体もない天使に抱き抱えられる
*聖なる神* を読み返す
グレン・グールドが体中を疾る
荘重さを感じる原作に比べては比べては*
いけないのだけれど少し爽やかですね
ルイ・ガレルの透明度の影響…
ロケの観光地スペインカナリア諸島の撮影も効いていて、人々の様子など実写⁈も結構刺激的です。イザベル・ユペール目当てでしたが、ルイ・ガレル、恐ろしく強烈,青年時代の演技力に魅入りました。
途中ちょっと…
ルイガレル狂いとしては、あの怯えた子犬のような顔面を拝見できて満足!
さらにイザベルユペールの思いっきしネジが外れた、でも魅力的なおババな姿も…お得です笑。
2人は親子であり、恋人同士、子弟か、
…
クリストフ・オノレの『ジョルジュ・バタイユ ママン』を再見。「聖なる神 三部作」より「わが母」の映画化。
カナリア諸島に舞台を移し、ユペール様と若きルイ・ガレルが、内部で性が滾っている母と虚無と憂鬱…
離れてくらしていた母親のいるスペイン・カナリア諸島を訪れる青年ピエール。そこで見るのは自分が想像していた母の顔とは全く違う欲望にまみれた女の姿だった。性欲と暴力の世界に欲望を開放し、母のところまで愛…
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