このレビューはネタバレを含みます
中田永一が原作だったので、観ました。
ストーリーは予想の範囲内。
生徒たちにもいろいろ悩みあるんだよ、先生も悩みがあるんだよ、って話しながらも結局何も解決しない。解決したのは先生の悩みだけって気が…
想像通りの展開に、よくあるパターンのキャラ設定で、意外性はかけらもない。
ただ少年少女たちのナチュラルな演技に五島の景色が美しくて気持ちよく見れる。
ラストのナレーションまで驚くように毒が無く、ま…
全てが反映画的。まず新垣結衣がずっと不機嫌そうなのもそうだし、合唱部の女の子たちも自閉症の兄を持った家族も、どこもかしこも暗く感傷にまみれていて陰気。楽しみながら生きていない者、生きている喜びが無い…
>>続きを読む 初めに、登場人物たちの背景にそれぞれ注目がいきました。主人公の女の子のお母さんは亡くなっている。
男の子は兄ちゃんが障害持ってて支えなきゃいけない。
恋人を失って、生きる意味とかを失いつつある…
メッセージ性の強い主題歌。
そのタイトルに十五の君へとあるだけに、中学生にも作品のテーマが伝わるよう、なるべくわかりやすく表現したかったのでしょうか。もしそうならば、もっとリアルに描いたほうが現中学…
このレビューはネタバレを含みます
原作既読。
内容はほとんど覚えてないが、原作を読んだ時は泣けたのに、映画はそこまで感動しなかった。
どんな過去があるにせよ、こんなに露骨に生徒に冷たくあたるくらいなら最初から教師の仕事は受けるべき…
長崎県の離島にある中五島中学校。産休に入る幼なじみの音楽教師の代理として、東京から美人ピアニストがやってくる。さっそく合唱部の指導を任されるが、心に傷を負っている彼女は心を開こうとせず、ピアノも弾こ…
>>続きを読む(c) 2015 『くちびるに歌を』製作委員会 (c) 2011 中田永一/小学館