沈黙ーサイレンスーに投稿された感想・評価 - 7ページ目

神を信じることと、神が存在することは違う。
見る前はキリスト教の人たちが日本人によって理不尽に痛めつけられてしまう話だと思ったから、なかなか見ることができなかったのだけど、いざ見てみると分かりやすく…

17世紀の日本におけるキリシタン弾圧と宣教師の葛藤を描いた遠藤周作の小説を、バチバチのカトリック教徒マーティン・スコセッシが映画化したやつ。


エンタメ要素はほとんどなく、だからこそスコセッシがマ…

個人的に思うところがあり色々と考えさせられた。
五島に行ったガルぺがここで役に立てたと嬉しそうに言っていたのに、後に廃教した師が布教を辞めて全く別のことをしてそれで役に立てて嬉しいと言う。
何のため…

あんな話の内容で、日本人でもないのになぜ美しい日本を引き出せているのか。
何が強くて何が弱いのか、何が善で何が悪なのか。答えのない問いの答えを探せば探すほど人間というものの理解が深まる。いろんな善や…

宣教師

日本における宣教の様を描いたアメリカ映画。
う〜ん…どちらの側も"人間"って醜いなという印象を抱いた。結局支配し染め上げたいんだもん、人間は。

結局日本の土着信仰と合わないというのが全て…

キリスト教徒が迫害を受け、生命まで奪われているのに神はなぜ沈黙をするのか。
信仰とは。
スコテッシュは答えを出さない。

当時の日本の世俗や、歪曲された信仰。宣教師の葛藤など、見るべきものはあったし…