沈黙ーサイレンスーの作品情報・感想・評価

沈黙ーサイレンスー2015年製作の映画)

Silence

上映日:2017年01月21日

製作国:

上映時間:159分

3.9

あらすじ

「沈黙ーサイレンスー」に投稿された感想・評価

FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

4.3
スコセッシの沈黙、やっと観れた。
最後まで音楽のない世界…。
幼稚園から高校まで同じカソリックの学校で育ち、修学旅行は勿論のこと、授業の中でもこの時代の話が出てくるたびに、念入りに学んだはずだけれど、この物語でいう強い人(家族までに迫害されようと、信仰心を貫いた人)を英雄化する傾向にはあったけれど、だからと言って、踏み絵を踏みつつも偶像を隠し続け、心の中で信仰を貫いた人々が弱い者だという概念もなく、むしろ神に関しては偶像がないものがキリスト教なのだから、信仰心は心の中にあり、それこそが真の信仰だと子供心に理解していたのだけど、なるほど、あれだけ隠れキリシタンの使っていた偶像や象徴物がでてきているあたり、日本人は物を欲しがる性質なのかもしれない。
しかしそのぶん、信仰心も本当に強く、彼らが当たり前のようにやっていることを忘れてしまう若い神父の姿が印象的だった。
本当にその苦しみに直面して、それでも信仰心を貫き、その中で試行錯誤しながら生きてきた人と、こうあるべきだ、こうすればいいじゃないかという理想を掲げて、ポッとやってきた神父達の若さと浅はかさ。
色んな困難にもまれながら、信仰心と慈愛、博愛を学んでいくわけで、それこそが彼らに与えられた神からの試練だったのか…。
キチジロウのパーソナリティはかなり気になるところ。より人間的な象徴でもある気がする。ユダやペトロの話を彷彿させるなぁ。
しかし、こうやってみると、日本もとんでもないことをしてきたよね。
隠れキリシタンの話
迫害、見せしめ、とにかく辛い。

その辛さに耐えることでキリシタンたちの結束が強くなっていくのも複雑な気持ちになる。
その辛さに耐えられなくて嘘をつく人も出てくるんだけど、嘘つかなきゃいけないのも仲間や家族を裏切らなきゃいけないのは自分が痛い思いするよりも辛そう。

どっちにしろ地獄。
救われるための宗教なのに。


これは歴史や宗教だけの問題ではなくて、何かを信じることは無意識に何かを否定しているかもしれない。ということを忘れないようにするための映画だと思った。
胸糞悪いだけの映画じゃないよね。

その想像力が無かったから、あんな酷いことができてしまうんじゃないかな〜
sghryt

sghrytの感想・評価

3.0
カトリック教会のプロパガンダ映画。普遍主義の弊害。迫害の時代に生まれた不運。イッセー尾形「Welcome to Japan」根腐れを起こす泥沼の国。
一緒に見た友人、器がでかくて普段あまり怒ったりもしない、が、映画最中に隣で分かるほどにイライラしだして、しまいには途中で席を立った。終わった後に話を聞くと、人を殺す宗教なんて捨ててしまえ!って怒りを隠さずにそう言った。その人が感情的になってるところを見るのは今までに覚えがないし、数年経った今も数回しかない。相当にその人の気に障る映画だったんだと思う。自分がどう思ったよりもそっち
たかぱ

たかぱの感想・評価

3.7
気持ちの映画ではないけど、海外からの視点で描かれる日本か…という感じです。
遠い国の話みたいで、日本の時代劇を見る感じでは全くない!
不思議!
はろ

はろの感想・評価

-
んんんーーー辛いグロい
Danny

Dannyの感想・評価

4.1
自称無宗教のキリスト教によるレビューです。原作は未読。

神の沈黙、待ってましたこういうの。
インド映画のPKでも触れられてるトピックですけど、信じれば救われるのかって話し。

日本の陰湿な面がとても見応えありました。人の信念を折らずに曲げる、怖いですねえ。
信じる分には勝手だと思うし聖書とか読むと面白いんでね!



どうも本作では隠れキリシタンは現実逃避にも見える。
fujiponsai

fujiponsaiの感想・評価

3.4
人によって解釈が分かれるだろうこの原作を映画化したマーティン・スコセッシはさすが。

神の沈黙とは何を示しているのか。
それこそたくさんの解釈があって一つの答えが見つかるわけはないとは思うのですが、この映画のラストは、どこかで予想していたものの、いいなと思いました。

決してわかってくれない人たちに、自分の大事なものを見える形で示し続けるよりも、心の奥底で大切にしておく。こちらの方が信仰の強い形なのではないかとも思えます。

特に、「キチジロウ」は今のネット社会には多くあふれているであろう私たちの総称なのかなと見ていて思いました。このキャラクターの造形が何十年も前に生み出されているなんて、、遠藤さんすごいです。

なお、日本の持つアニマニズムの持つ恐ろしさをキリスト教の宣教師の視線から見た芥川龍之介の短編をふと思いました。この短編で描かれている恐怖が日本人の特質であり、強さでもあるのかもしれません(少なくとも過去にはあったのかな)。沈黙に興味を持たれた方は読んでみると面白いかなと思います。
MaiSaito

MaiSaitoの感想・評価

4.0
重い…非常に重い…
隠れ切支丹の迫害や弾圧を描いた映画

信仰や信念を捨てさせる為に非道な手段に出る幕府
拷問や処刑がえげつなさすぎる

日本人が見るべき映画
考えさせられることがいっぱいある

日本の役者さんの体当たりさも見どころ
Hanapuu

Hanapuuの感想・評価

3.8
元々原作が好きで鑑賞。暗いしツライけど目を離してはいけない気がして。信仰心の強さ、人の弱さ、残酷さの中に様々な思いを感じることが出来ました。
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