怖い、ただただ怖い。
この映画で映り出されるもの全てが
おぞましく何度も目を背けたくなった。
それだけ異質で異常でおぞましい状況だったんだな。自分たち日本だけでなく世界中がそういった状況だったんだな…
もうちょっと画面の美しさ、撮影の丁寧さにも気使ってくれよとか思うてたけど、今思えばそのバランス感すら演出の一部だったのかも。言葉でだけ聞いてた日本軍の死に様がはっきり可視化されたようでハッとさせられ…
>>続きを読む2025年64本目
スコアをつけるのがちょっとためらわれるぐらい生々しくてえげつない鑑賞体験だった。反戦映画としてはとてつもなく力強いが、ここまでゴア描写がきついとなかなか人に勧めるのは難しい。グ…
まるでドキュメンタリーを観ているかのような作品。作り物感がなく、リアルな戦場の実態を感じさせます。
所々解りにくい場面もありますが、それもリアリティをより高める効果をもたらしている。
実際あったんだ…
まず個人的に戦争映画が苦手というのが前提。なのに何故観たかというと胸糞グロ映画好きなので気になっていたのと観たことないけど二度と観ないだろうなって作品を観たい気分だったから。
きっと戦争のリアルさを…
◆あらすじ◆
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島で田村一等兵は結核を理由に部隊を追い出され、野戦病院に送られるも相手にされず、すぐに追い出されてしまう。部隊と病院を往来して孤独と空腹に耐えかね…
本質ではないが
戦時中の人肉食いで世間を賑わした大岡昇平の同名小説の映像化作品であるが人間のモラルとか倫理とかそういった観念的な視点よりもただただ人間の狂気を描ききったのは塚本晋也っぽくはある。本…
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