野火の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『野火』に投稿された感想・評価

k

kの感想・評価

3.8

第二次世界大戦中、フィリピン戦線で部隊を追放された男の手記。大岡昇平の超傑作戦争小説の映画化。
主人公の心象風景を反映する”地の文”が映像化できてない分、ダイジェスト感も否めないけど、それでも十分す…

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ひじき

ひじきの感想・評価

3.5

塚本晋也渾身の反戦映画

決して安置はなく、戦う前も戦いも戦い後も全てが等しく地獄
映像から伝わる悲惨さは87分の短さを思わせない

映像から想像しやすい飢えが観てて中々に厳しい
美味くもなさそうで…

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リアリティある描写に驚かされる。

目を背けたくなるようなシーンと追い詰められた時の人間心理の描写のリアリティさにとにかく驚かされる。
それも戦闘シーンの激しさや戦略などの戦争の表面上を題材にし…

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先日劇場で鑑賞した塚本晋也監督の反戦映画「ほかげ」に感銘し、監督の前々作「野火」を配信鑑賞しました。

第2次世界大戦末期にフィリピンのジャングルをさまよう田村一等兵を通して、極限状況下で人は理性を…

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これは…控え目に言って地獄…。
ガダルカナル島といい、飢餓は人を狂わしてしまう。
悲惨さはよく分かりました。

ただ、ボリュームのバランスが悪くて言葉が聴こえにくい。

映画館で観られてよかった。没入感がすさまじく、90分未満であると思えないほど体感時間が長い。

地獄という言葉でも生ぬるい世界で禍々しい美しさを持つフィリピンの大自然を映し出すことで感じる怖さ。それ…

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たまにありますが、まず音量バランスが悪く会話と効果音の差が酷く困ります。
映像も無駄にアップにする事が多く見にくいです。
演技もイマイチな人が多く内容も地味でつまらないです。
ゴア表現だけはリアルで…

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美麗な自然は反戦の証であると思う。ゴア表現の偽物具合があまり効果的でなかった
ビリー

ビリーの感想・評価

4.0

日本の戦争映画は精神的束縛を描いているものが多い。これは一億円玉砕の思想によるところなのだと思うが、この野火はまさにそうした地獄を見事に表している。
病気で居場所をなくした戦士が彷徨い、どこに行って…

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 大晦日だからって たるんでるんじゃないぞ!自分!ということで、以前から気になってた本作を観てみようと思いました。

 戦争モノの映画で良くあるタイプの、皮肉なコメディや涙を誘う展開は一切無く、ひた…

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