野火の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『野火』に投稿された感想・評価

Tim
4.0
観るべき映画
観てよかった映画
0
4.0

人間が人間で無くなる。
そこかしこに人間であった肉の塊が置いてある。それを見ても何の感情も湧かない。凄まじい兵器で人間が吹っ飛ぶ。人間を構成していた物質を撒き散らして。
感情が無くなる。
頭が働かな…

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例えば小野田さんなんかは、こんな状況下で、気持ちで、何年もそこで戦い続けてきたのかと、そんなことを考えると、これは一本の映画としてどうこうという判断がつかなくなる 一言で「戦争」と言ってしまえばただ…

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ngs.k
3.5

元になった原作本を読んでいたのであらすじが頭に入っていた。それを差し引いても、飢えが終始描かれていて見ていて辛かった。
比島で飢えて苦しんだ人たちのことを思うと、なぜあの戦争で殺し合い、ひもじい思い…

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Rio
4.0

  「お前もな 絶対俺を食うはずだ」

大岡昇平氏の原作小説を塚本晋也監督が映画化
監督自ら主演を務め戦後70年に公開した作品

第二次世界大戦末期のフィリピン レイテ島でのある兵士の壮絶な記録

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終戦から80年

観たくないものをありありと映し出す鮮烈な90分。

気持ちの悪いものを真正面からちゃんと描く重要性を感じる。

戦争映画に綺麗事は要らない。

まさにこの世の地獄でしかない惨たらし…

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cc
4.3
2回目鑑賞
まさ
-
目に焼きついた記憶

1959年に市川崑により映画化された、第3回読売文学賞を受賞した大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。

俳優デビュー作である、塚本監督作品『バレット・バレエ』以来、…

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大戦末期の南方日本兵の生き地獄。
「100分で名著」で原作を知り,見ないままだったが,覚悟を決めて視聴。
内容が内容なだけに,なんとなく視聴はオススメできない。

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