増村映画の味の濃い感じが遺憾無く発揮されていた。
前作に比べてアクションが派手になったり、潜入操作など同心要素も大きくなっている。
死装束で、壁をぶち破る勝新が出てくるなんて、見るしかない!
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顔見逃げ,武士叩きのめし,大久保家,雇われ浪人御子柴,大久保立会い認め,御用風吹かし,手打ち,女死体,股ぐら触り,血,寺神社洗い,石像殴り,蹴り,股間鍛え,米俵挿入,儀式,子堕し罪,見逃し,女塩漬け…
>>続きを読むわらわの子堕ろし儀式はきちがい。埋められて蘇り尼寺の人身売買覗き部屋を破壊。からくりで刺客は串刺し屍の山。腹の中を全部言う西瓜のはらわた食らえ。押し入れに泊まる。鬼火とまむしを呼び怒鳴り脅して褌一丁…
>>続きを読む増村だから買った訳だけど勝新プロデュースの続編ではそういう問題ではなかった。
何より殴る用の仏をぶん殴りまくり、デカチンを棒で叩き米櫃にぶち込み鍛えまくるオープニングのマジ顔の寝姿と監督増村保造のカ…
前作に比べ、ストーリー重視のまともに面白い捕物控になっている。その分、作品のアナーキー度が薄まったのは残念。SM色が濃いのは『盲獣』も手掛けた増村保造の嗜好?
前作では原作者・小池一夫が自ら脚本を…
物価上昇、インフレ、リストラ
中絶の権利…と言及し、
「すべては御上のせいじゃ」
と、まるで昨今の時事ネタぽい
冒頭での巫女とのやり取り。
前作では紹介程度だった半蔵の
ランボー屋敷のトラップが、…
御用牙2作目は増村保造監督作。
ようやく見ることが出来た!
脚本は増村自身が手掛け、撮影は宮川一夫、音楽は冨田勲。
期待は高まるもののガチガチに決まったプロットと他人に受け身を取らせない勝新の我儘…