ベレジーナの作品情報・感想・評価

ベレジーナ1999年製作の映画)

Beresina oder Die letzten Tage der Schweiz

製作国:

上映時間:108分

4.0

『ベレジーナ』に投稿された感想・評価

4.0
334件のレビュー

高級娼婦のイリーナはスイスの市民権を得る為、政財界の重鎮達の渡り歩く。
故郷ロシアの家族を呼び寄せる為に特殊性癖おじさん達に玩具にしたりされたりする中でいつか捨てられると警鐘されるも無視。
彼女は結…

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odyss
3.2

【最後の30分が面白い】

ダニエル・シュミット監督作品。

スイスに住む美しいロシア人娼婦。彼女は何とかスイスの市民権をとって、経済事情の悪い故郷で貧しい暮らしをしている親戚たちを呼び寄せようと思…

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シュミット人生最後の映画は鮮やかにバカバカしくも、どこか愛らしい最高の大団円になっていた。
ニシ
5.0

シュミット=ベルタの他作に比べて屋内空間を端正に切り取っていて、芝居の無駄のなさも相まって、豊潤な画面がめくるめくように繋がっていく。白痴な主人公とその周りを取り巻く大人達を用意して、白痴故の純粋な…

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Fabre
-
ジジイはりきり陰謀映画
5.0
これ以上ないというほど、自然で美しい光とフィルム!レナート・ベルタ!天才!ひれ伏す!
4.5

目黒シネマでダニエル・シュミット特集をやっていたので「久々に『べレジーナ』が見たい!」と駆け込み。
上映前の劇場スタッフさんのコメントで2001年が初公開と聞いて、あの時梅田から中崎町を通って扇町ミ…

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は
4.0

ほっこり
移民であるイリーナの目線を使うことでスイスを語る一面もある映画なのかなと感じた。遺作ということもあり、母国を見つめ直したのかもなと。高原の清浄な空気と(表向きは)気高い精神。あとはカラフル…

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ちょっとずつ時系列を戻していってイリーナの真実を明らかにしていくのかと思いきや、ゼロ地点(もどき)自体が実は1番大きな伏線だったという話。
イリーナのファッションは周りから冷たい目で見られるが、おか…

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