本を実写化するときに軽くなってしまうのが悲しい。
重松清の本は軽いものじゃない。もっと重く深く映画化してほしい。
背負うものが重ければ重いほど、人は強く生きていける...ってジャケの言葉選択は素晴…
原作ファン。重松清さんは児童文学作者ではあり、問の投げ方が真っ直ぐでいてしかし明確な答えのないものばかりである。
そんな重松清さんの今回取り扱う主題の重さは学校の問題だけに留まらず大人社会にも通ずる…
きつい。
姪が中学のときイジメにあっていて、彼女と一緒にイジメられていた子が自死していたことを思い出しました。
直接かかわっていないと忘れてしまうけど、当事者たちはやはりずっと背負って生きていく…
序盤のいじめシーンが凄惨すぎて目を逸らしたくなる。いじめた人間も それを見殺しにした人間も同罪というけれど、罪の重さは同じではないだろうと思ったりはする。しかしながらもちろん見殺しにした側にも罪悪感…
>>続きを読むいじめで自殺した少年の両親や遺書で親友と書かれてしまったユウ(小出恵介)と自分の誕生日が命日になってしまったサユ(木村文乃)ら同級生たちの20年間にわたる苦悩や葛藤を描いた作品
卒業式でクラスメイ…
辛くて重い映画。
でもただ暗いだけじゃない、観てよかったって思える作品。
いじめが増えてきてるいま、もっと多くの人が観て、感じて、考えるための映画なのでは。
台詞はもちろん、それぞれの涙から想い…
ストーリーとしては楽観視できず、色々と考えながら鑑賞しました。
どの立場だとしても責任を負いたくないことであり、善し悪しは別としてそれぞれの気持ちがわかる部分があるなあという想いです。
自分が学生の…
©重松清/講談社 ©2015「十字架」製作委員会